約 5,060,845 件
https://w.atwiki.jp/ryuunoji2/
○○攻略wiki [部分編集] 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 435日目 朝 資金:67380,65,37 (収入: 支出:) マエツニウム:1829341 資源:668074 成長点:やるお/10389 ルリ/11944 陽蜂/8858 ゼロ/22964 モモ/22914 フェイト/6821 麗夢/3225 共有成長点:994692 諜報ポイント: 商業都市/590900 ラクーン/944200 グンマー/1259730 学園都市/669100 王都/413800 盗賊ギルド/486200 儲け地域/370200 シマネ帝国/362000 プリキュア/801980 新国/308400 魔族首都/424800 魔族前線/354000 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 現在位置:小屋 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 [部分編集] 現行スレ 【安価R18】触手「が」やる夫になったようです3【Aの魔法陣風】 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1393758605/ 雑談所(別作品と共用)龍の字 ◆fyACsojwPoの養成所【雑談スレ】 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12368/1353781030/ 前スレ 【安価R18】触手「が」やる夫になったようです2【Aの魔法陣風】 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1384949030/ 初代スレ 【安価R18】触手「が」やる夫になったようです【Aの魔法陣風】 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1377702032/ [部分編集] 各キャラの前回吸収日 <遺伝子吸収> 478日目 カルラ、杏子、華淋、リインフォース、ルリ、フェイト、水銀燈、翠星石、蒼星石、真紅、雛苺、薔薇水晶、雪華綺晶、金糸雀 ユーリ、メデューサ、チンク、アルフ、ヤミ、羽入、ディード、オットー、アスタロット、黒雪姫、真、貴音、しぐれ エヴァンジェリン、涼、絵理、妖夢、レン、ドゥーエ、セイン、ノーヴェ、トーレ、クアットロ、セッテ ウーノ、ディエチ、ウェンディ、ヲ級 <受精卵吸収> 210日目 マミ 454日目 凰鈴音、アーニャ、カルラ、澪、シルヴィア、美琴、黒子、桜、知世、李小狼(AAは紅美鈴)、レオン(AAはミルフィオーレ・ビスコッティ) ルリ、偽リューミン 460日目 マリ(真希波)、斗貴子、イカ娘、リュカ、アデーレ、シオニー、桐ヶ谷直葉、華淋、ローラ、シエル、シャーロット(シャーリー)、ユーミル ユーリ、アルフ、ディード、オットー、涼、絵理、トーレ、セッテ、ヲ級 466日目 浅間智、博麗 麗夢、セシリア、ラウラ、月詠、BMG(マイア)、杏子 ルキア、麦野、プレシア、バレッタ、雪泉、ベルンカステル 桂花・風・稟・季衣・流々・凪・真桜・沙和・春蘭・秋蘭、ミーナ、坂本美緒(もっさん) フレンダ(AAはクレア・ドロセラ)、蒼星石、真紅、薔薇水晶、金糸雀、金色の闇(ヤミ)、羽入、ドゥーエ ウーノ、ディエチ、ウェンディ 467日目 リインフォース 472日目 シャルロット、箒、ネーナ、セルベリア、神楽耶、やんねえ香、なのは ミーア、インデックス、由女、シーマ、束、妖夢、レン 478日目 カリム、スバル 雛苺、雪華綺晶、セイン、ノーヴェ、クアットロ <卵子回収> フェイト、真、貴音(454日目) 水銀燈、メデューサ、チンク(460日目)
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2634.html
翠星石「よしっです!」 澪「ただ、確かムギの家って遠いんだよな・・・」 翠星石「ムギ?・・・もしかして、知り合いか?ですぅ」 澪「あ、あぁ。友達だよ」 翠星石「類友ってヤツか、ですぅ」ハァ 澪「ち、違うっ!」 翠星石「わかったわかった、ですぅ」 澪「おい!」 翠星石「とにかく、徒歩で行くよりもnのフィールドを使った方がダンチで早いですぅ」 澪「nのフィールド・・・?(そういえば、真紅ちゃんが言ってたな)」 翠星石「nのフィールドは知ってるか?ですぅ」 澪「うーん、なんとなく」 翠星石「そうか、ですぅ」 澪「で、nのフィールドの入り口って?どうやって行くんだ?」 翠星石「どうすると思うですか?」 澪「マジカルステッキ、みたいな」 翠星石「ぷー!!!コイツはとんだお笑い種ですぅ!!」ヒー!バンバン! 澪「なななんだよ!///そんなに笑うなよ!///」 翠星石「ひー、お腹が痛いです、涙が止まらんですぅ」 澪「ば、馬鹿にするなよっ///本当にわかんないんだから///」 翠星石「nのフィールドの入り口、この部屋にもあるですぅ」 澪「へ?この部屋にも?」 翠星石「そうですぅ。っていうかどこにでもあるですぅ」 澪「??」 翠星石「簡単に言うと、光を反射するところならどこからでも入ってこれるです」 澪「へー、じゃあ、その鏡から行こうか?」 翠星石「nのフィールドでは翠星石と手を離さないこと。わかったか?ですぅ」 澪「あぁ、わかったよ」 翠星石「か、勘違いするなですぅ!迷子になられたら面倒なだけですぅ!」 澪「いや、わかってるって」 翠星石「そうか?ですぅ。じゃあ早速いくです」ギュッ 澪「・・・」ドキドキ 翠星石「手繋いでるのにドキドキすんなですぅ、げにまっことキショいですぅ」 澪「違ぁう!!nのフィールドがどんなところなのか気になってドキドキしてたんだよ!」 翠星石「全く、この淫乱女は・・・」ハァ 澪「ドキドキしただけで淫乱・・・!?」 翠星石「こら、早くするです」グイグイ 澪「あ、あぁ」 翠星石「てい!ですぅ」スッ 澪「こら!鏡が割れる!」 ポワッ・・・ 澪「か、鏡が・・・!(水面みたいに波打ってる・・・?)」 翠星石「それじゃ、本当に行くです」 澪「あ、あぁ!」 … … 蒼星石「ねぇムギ?」 紬「何かしら」 蒼星石「ごめんね、明日も学校なのに」 紬「気にしないで。それよりも、ここで何が起こるの?」 蒼星石「それは見ていればわかるよ」 紬「?」 蒼星石「双子だからかな、僕にはわかるんだ。ここで待っていれば・・・」 ポワ・・・ 紬「ねぇ、あの空間!歪んでる!」 蒼星石「来たね・・・」 ストンッ 翠星石「そ、蒼星石!?」 蒼星石「待ってたよ、翠星石」 紬「翠星石ちゃん!」 翠星石「二人とも、どうしてここに・・・!」 蒼星石「まあまあ。手間がいいじゃないか。ムギの家まで来るつもりだったんだろう?」 翠星石「そう、だけど・・・」 ドシャ 澪「いったー!」 紬「澪ちゃん!?」 翠星石「全く、鈍くさい人間ですぅ」 澪「痛い・・・って、ここ・・・どこだ?」サスサス 蒼星石「君は翠星石のマスターかい?」 澪「へ?あ、あぁ、そうだよ。いったー・・・えっと、君が蒼星石?」 蒼星石「そうだよ。よろしくね、敵同士だけど」 澪「敵、同士・・・(やっぱり、アリスゲームに乗り気なんだな)」 紬「澪ちゃん、どうして!?」 澪「それはこっちのセリフだよ、ムギ」 紬「!?」 澪「どうして、翠星石のこと・・・黙ってたんだ?」 紬「だって・・・朝起きたらいなかったし・・・言っても混乱させるだけだと思って・・・」 澪「翠星石のことだけじゃない、蒼星石のことも。梓がムギの指輪に気付いたからよかったものの・・・」 澪「気付かなかったらそのまま黙っているつもりだったんじゃないのか?」 紬「そんな・・・」 蒼星石「その通りだよ。君はなかなか賢いみたいだね」 紬「ごめんなさい、蒼星石ちゃんに黙っているように言われたから・・・」 澪「それでも・・・!」 蒼星石「まだわからないのかい?」 澪「なにが・・・?」 蒼星石「ムギは僕の意志を尊重してくれているんだ」 翠星石「・・・蒼星石ぃ!!」 蒼星石「そんなに大きな声を出さなくても聞こえるよ」 翠星石「一緒に・・・一緒に帰るです!」 蒼星石「どういうことだい?」 翠星石「まず、その沢庵は危険ですぅ!」 紬「なっ」ガーン 翠星石「澪の方がまだマシです!」 澪「マシって!」ガーン 翠星石「それに・・・翠星石は蒼星石とアリスゲームなんてしたくねぇですぅ!!」 蒼星石「君は・・・甘いよ」 翠星石「なんとでも言えですぅ!」 蒼星石「僕はただ自分の生まれてきた意味を全うしようとしているだけだよ」 翠星石「そんなの、知るかですぅ!!!」 澪紬「!?」 翠星石「生まれてきた意味ってなんだよ、ですぅ!私は蒼星石と一緒にいれれば、それでいいのに!」 蒼星石「それが甘いって言ってるんだよ。第一、お父様が」 翠星石「お父様よりも私は蒼星石の方が大切ですぅ!!」 蒼星石「!?」 翠星石「だから・・・だから、一緒に帰るですぅ・・・!」グスッ・・・ 蒼星石「わかったよ・・・」スッ 翠星石「じゃ、じゃあ!」パァァァ 蒼星石「君とは話しても無駄のようだね」 翠星石「・・・!?」 蒼星石「レンピカ!」ヒュン・・・! 翠星石「やめろ、ですぅ!」 澪「そうだ、蒼星石ちゃん!二人は双子なんだろう!?大切な、妹にそんなことするなよ!」 蒼星石「澪、一つ言っておくけど・・・」 澪「な、なんだよ」 蒼星石「僕は翠星石の姉じゃなくて、妹だよ」 澪「えっ、そうなのか?」 翠星石「どうせ子供っぽいですよーだ、ですぅ」 蒼星石「そう、僕の目の前にいるのは、お父様の意志に反して楽な方に流れようとしている、駄目な姉だよ」 翠星石「っ!?」 紬「蒼星石ちゃん、それは言い過ぎじゃ・・・」 蒼星石「言い過ぎ?まだ足りないくらいだよ。姉さんにはがっかりだ」 翠星石「うっ・・・うぅっ・・・蒼、星石ぃ・・・」グスッグス・・・ 澪「もういい。お前は何もわかってない。翠星石、やっちゃえ」 翠星石「・・・へ?」 澪「蒼星石ちゃんは何にもわかってないんだよ」 蒼星石「偉そうに・・・」 澪「なんでだよ。なんで蒼星石ちゃんよりも私の方が翠星石ちゃんの翠星石の気持ちを理解しているんだよ!」 蒼星石「・・・っ」 澪「私はそれが・・・すごく悔しい!すごく、腹立たしい・・・!」 翠星石「澪・・・」 澪「翠星石が楽な方に流れてるだって?それは蒼星石ちゃんの方じゃないか」 蒼星石「なん、だって・・・!!」 澪「生まれてくる前から敷かれてたレールをなぞって生きるんだ、そりゃ楽だろうよ」 蒼星石「・・・!!」 澪「蒼星石ちゃんは知らないんだよ、運命に抗うことに辛さを。必死に自分で活路を見出そうとする難しさを」 蒼星石「また、知ったような口を・・・!」 澪「何回だって言ってやる。お前は馬鹿だ。大馬鹿だ!」 紬「澪ちゃん・・・」 澪「なん、で・・・わかってやろうとしないんだよ!」グスッ 翠星石「澪、もういいです・・・」 紬「・・・っ」 蒼星石「僕は、わかってるよ。翠星石は・・・逃げてるんだ」 澪「それが何もわかってないって言ってるんじゃないか!」 蒼星石「うるさいよ!もうこれ以上話しても無駄だっ!」ヒュン・・・! 澪「は、鋏・・・!?」 翠星石「・・・」 蒼星石「翠星石、構えないの?・・・行くよ?」ダッ 翠星石「!?」 蒼星石「アリスになるのは僕だ!」 翠星石「っ!」サッ 蒼星石「アリスを目指すのが僕達の生まれてきた意味なんだよ!」ブオン! 翠星石「・・・目ぇ、覚ませですぅ!!」キィィィン! 蒼星石「やっと、やる気になったんだね?」チャキッ・・・ 澪(あぁ、もう駄目だ。あんな大きな鋏に対して如雨露とか!勝てるワケないじゃないか!) 翠星石「澪、何考えてるのかは顔見たら大体わかるけど、黙って見てろ、です」 澪「うっ」 紬「如雨露と鋏・・・まるで庭師ね」 翠星石「沢庵、わかってるじゃないですか」 蒼星石「あぁ、さすがムギ。僕たちは、二人で一人の庭師だ」 澪「庭師・・・?あまり聞きなれない言葉だな」 翠星石「これだから学のないヤツは・・・ですぅ」ハァ 澪「なっ、しかたないだろっ!」 蒼星石「翠星石!余所見してる暇なんてあるんだ?」ジャキン! 翠星石「ねーですよーだ!・・・スィドリーム!!」 ドゴォォォォ!!! 澪「植物が・・・!!!」 紬「すごい・・・!」 蒼星石「そうこなくっちゃ・・・!」ジャキン!ザッザッ! 翠星石「蒼星石・・・!私達は、二人で一人だったです」ッダァァァン! 蒼星石「それが、どうかした?」ザクッ!ジャッ! 翠星石「翠星石は・・・蒼星石なしじゃ生きていけないです・・・」ドゴォ! 紬(駄目、状況を弁えるのよ、紬。萌えちゃ駄目、絶対に萌えゃ駄目・・・!) 澪「ムギー、よだれよだれ」 翠星石「沢庵、こんな状況でも・・・!」ドガァァァ! 蒼星石「ある意味最強だよ、僕のマスターは・・・」ザシュ! 翠星石「蒼星石・・・!」ッバァン! 蒼星石「僕無しじゃ生きていけない、だっけ?」ズシュ! 翠星石「そ、そうですよ!///」ドドドドォ! 蒼星石「そう、じゃあ、生きていかなければいいんじゃないのかな?」ニコッ 翠星石「!?」 蒼星石「さようなら、お姉ちゃん」シュッ・・・! 翠星石「しまっ・・・!」 金糸雀「攻撃の円舞曲(ワルツ)!!」グォォォォォ・・・! 蒼星石翠星石「!?」 澪「なんだ!?」 紬「あの子、誰・・・!?」 金糸雀「楽してズルしていただきかしら!」 律「こらー!誰がアリスゲームに参戦しろって言ったんだよ!」タッタッタッ 澪紬「律ぅ(りっちゃん)!?」 律「って、ムギに澪!?」 蒼星石「か、金糸雀・・・!?」 翠星石「どうして、ここに・・・?」 金糸雀「ふふん、ローゼンメイデン1の頭脳派、金糸雀参上!」 蒼星石「いや、そうじゃなくて!どうしてここにいるの!?」 金糸雀「説明はあと!二人のローザミスティカ、頂いちゃうのかしら!」 翠星石「だーれがデコっぱちなんかにローザミスティカを渡すもんですか、ですぅ!」 蒼星石「金糸雀、悪いけど、邪魔しないでもらえるかな?相手はあとでしてあげるから」 律「そりゃ困るなー?」 蒼星石「君は・・・金糸雀のマスターかい・・・!?」 律「マスター?そんな大層なもんじゃないけど・・・私はカナのミーディアムだ」 澪紬「!?」 澪「もう、何がなんだか・・・」 紬「さっぱりだわ・・・」 律「カナ!私との約束、忘れたわけじゃないだろうな!?」 金糸雀「でも、これはチャンスなのかしら!」 律「知るか!」 蒼星石「まぁ、いいや。二人まとめてローザミスティカ貰っちゃえば・・・」ジャキ・・・! 翠星石「まずはデコっぱちを黙らせるしか・・・!」 金糸雀「あれ?おかしいのかしら。二人の敵意が私に向いているのかしら」 律「アホかー!!」 澪「律・・・!」タッタッタッ 律「澪、どうしたんだ?なんか、ふらついてるぞ?」ガシッ 澪「そんなこと、ないよ・・・」 紬「・・・(実は私も、立っているのがやっとなのよね・・・)」 律「おい、二人とも・・・顔色が悪いぞ?」 澪「・・・平気だよ」 紬「えぇ・・・どうってこと、ないわ・・・」 律「おいー無茶するなー?」 蒼星石(力を使いすぎたか・・・?) 翠星石「澪、もうちょっと頑張れるか?ですぅ」 澪「あぁ・・・大丈夫、だよ・・・」 律「明らかに大丈夫じゃないだろ!」 翠星石「大丈夫ならいいです。スィドリーム!」 蒼星石「ムギ、もうちょっと我慢してね。・・・レンピカ!」 金糸雀「ミーディアムの体力から考えて、こっちが圧倒的に有利なのかしら!・・・ピチカート!」 律「お、お前ら、やめろって!!」 翠星石「行くですぅ!」ドゴォォォ! 蒼星石「やぁぁぁ!」ダッダッダッジャキンジャキン! 金糸雀「甘いかしら!うなだれ兵士の行進曲(マーチ)!」ギュィィィ・・・! 律「やめろよ!」 蒼星石「くっ・・・!」 金糸雀「まずは蒼星石かしら!」ギュィィィ!! 蒼星石「こ、の・・・!」 金糸雀「もっと強く(クレッシェンド)!」 蒼星石「っく・・・!あぁぁぁ!!!」ジャキジャキン! 金糸雀「なかなかやるかしら」 蒼星石「・・・っはぁ・・・はぁ・・・君もね・・・」 金糸雀「まだまだ行くかしら!」 蒼星石(また、力使っちゃったな・・・) 紬「・・・」バタンッ 澪翠星石蒼星石「!?」 律「ムギ!」 紬「・・・」 律「おい!大丈夫か!」タッタッタッ 澪「ムギ!」タッタッタッ 律「おい、おいってばぁ!」ユサユサ 澪「あまり揺らすなよ!」 律「ご、ごめん・・・ムギぃ・・・!」 紬「・・・」 金糸雀「蒼星石、力を使いすぎなのかしら」 蒼星石「・・・」 翠星石「・・・指輪の侵食が始まってる・・・!」 金糸雀「このままじゃ・・・」 律「カナ!教えてくれ!このまま放っておくとどうなるんだ!?」 金糸雀「・・・指輪に飲み込まれて、そのムギっていう子は消滅するわ」 律「・・・!?」 澪「どうしたらいい!?」 翠星石「指輪の契約を破棄すれば・・・」 律「そんなことができるのか?」 翠星石「出来るですぅ。でも、そうすると蒼星石は・・・」 澪「なんだよ!早く破棄しろよ!」 蒼星石「それは、できない」 8
https://w.atwiki.jp/unapproved/pages/25.html
- 名の方が本日訪問されました - 名の方が昨日訪問されました 恐竜ドミニオン非公式top / アイテム一覧 / 雑談・質問 / 廃盤になった恐竜 2016年配信覇神龍データベース / 2016年配信神龍データベース 過去配信限定覇神龍データベース / 過去配信覇神龍データベース 過去配信秘力付きの神龍データベース ページトップ 2016年7月13日廃盤一覧 2016年6月8日廃盤一覧 2016年3月24日廃盤一覧 2016年2月9日廃盤一覧 2016年1月29日廃盤一覧 2015年12月16日廃盤一覧 2015年6月30日廃盤一覧 2015年5月18日廃盤一覧 2015年1月28日廃盤一覧 2016年7月13日廃盤一覧 恐竜ドミニオン非公式top / 雑談・質問 / アイテム一覧 2016年配信覇神一覧 / 2016年配信神龍一覧 2016年以前の通常覇神一覧 / 2016年以前の限定覇神一覧 / 2016年以前の上位報酬覇神一覧 過去配信秘力付きの神龍一覧 / 神龍DNA一覧 / 廃盤になった恐竜一覧 ▲ページ先頭 2016年6月8日廃盤一覧 恐竜ドミニオン非公式top / 雑談・質問 / アイテム一覧 2016年配信覇神一覧 / 2016年配信神龍一覧 2016年以前の通常覇神一覧 / 2016年以前の限定覇神一覧 / 2016年以前の上位報酬覇神一覧 過去配信秘力付きの神龍一覧 / 神龍DNA一覧 / 廃盤になった恐竜一覧 ▲ページ先頭 2016年3月24日廃盤一覧 恐竜ドミニオン非公式top / 雑談・質問 / アイテム一覧 2016年配信覇神一覧 / 2016年配信神龍一覧 2016年以前の通常覇神一覧 / 2016年以前の限定覇神一覧 / 2016年以前の上位報酬覇神一覧 過去配信秘力付きの神龍一覧 / 神龍DNA一覧 / 廃盤になった恐竜一覧 ▲ページ先頭 2016年2月9日廃盤一覧 恐竜ドミニオン非公式top / 雑談・質問 / アイテム一覧 2016年配信覇神一覧 / 2016年配信神龍一覧 2016年以前の通常覇神一覧 / 2016年以前の限定覇神一覧 / 2016年以前の上位報酬覇神一覧 過去配信秘力付きの神龍一覧 / 神龍DNA一覧 / 廃盤になった恐竜一覧 ▲ページ先頭 2016年1月29日廃盤一覧 極メイトガチャ覇神龍バリオニクス 極メイトガチャ神龍アベリサウルス 極メイトガチャSS+コリトサウルス 恐竜ドミニオン非公式top / 雑談・質問 / アイテム一覧 2016年配信覇神一覧 / 2016年配信神龍一覧 2016年以前の通常覇神一覧 / 2016年以前の限定覇神一覧 / 2016年以前の上位報酬覇神一覧 過去配信秘力付きの神龍一覧 / 神龍DNA一覧 / 廃盤になった恐竜一覧 ▲ページ先頭 2015年12月16日廃盤一覧 恐竜ドミニオン非公式top / 雑談・質問 / アイテム一覧 2016年配信覇神一覧 / 2016年配信神龍一覧 2016年以前の通常覇神一覧 / 2016年以前の限定覇神一覧 / 2016年以前の上位報酬覇神一覧 過去配信秘力付きの神龍一覧 / 神龍DNA一覧 / 廃盤になった恐竜一覧 2015年6月30日廃盤一覧 恐竜ドミニオン非公式top / 雑談・質問 / アイテム一覧 2016年配信覇神一覧 / 2016年配信神龍一覧 2016年以前の通常覇神一覧 / 2016年以前の限定覇神一覧 / 2016年以前の上位報酬覇神一覧 過去配信秘力付きの神龍一覧 / 神龍DNA一覧 / 廃盤になった恐竜一覧 ▲ページ先頭 2015年5月18日廃盤一覧 恐竜ドミニオン非公式top / 雑談・質問 / アイテム一覧 2016年配信覇神一覧 / 2016年配信神龍一覧 2016年以前の通常覇神一覧 / 2016年以前の限定覇神一覧 / 2016年以前の上位報酬覇神一覧 過去配信秘力付きの神龍一覧 / 神龍DNA一覧 / 廃盤になった恐竜一覧 ▲ページ先頭 2015年1月28日廃盤一覧 恐竜ドミニオン非公式top / 雑談・質問 / アイテム一覧 2016年配信覇神一覧 / 2016年配信神龍一覧 2016年以前の通常覇神一覧 / 2016年以前の限定覇神一覧 / 2016年以前の上位報酬覇神一覧 過去配信秘力付きの神龍一覧 / 神龍DNA一覧 / 廃盤になった恐竜一覧 ▲ページ先頭
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/246.html
真紅、と名乗った彼女が語った内容は、上条にして意外ではあったが、驚きにまで値するものではなかった。 ローゼンという人物に作られた人形であること。ローゼンは、上条が言うところの魔術師のような人物であるということ。 自分はローザミスティカと言うモノで動いており、それが人間で言うところの魂であるということ。 ローザミスティカは元々ひとつのものを分割したもので、自分以外に六人(六体?)の姉妹がいるということ。 そのローザミスティカを集めてアリスになることが目的であり使命であり、姉妹同士で戦っている、ということ。 真紅の要請によって淹れた紅茶が、上条のカップで冷めたしまったころに、何度か脱線を繰り返した彼女の話は終わった。 真紅「と、いうわけよ。わかってもらえたかしら」 カチャリ、と音をたてて、真紅はカップをソーサーの上に置いた。 カップは真紅の手でも扱える、小さなものだ。以前、インデックスと買い物に出かけた際に、彼女が面白がって購入したものである。 上条「いや、わかったけど・・・」 もう湯気を立てなくなった自分の紅茶に目を向けながら、上条は頬を掻いた。先ほど真紅にひっぱたかれた場所だが、もう痛みはない。 真紅「?」 言いよどむ彼の様子に、真紅が視線を向ける。 上条「なんつーか、結構にヘビーなお話で、上条さんとしてもなんとコメントしていいのかわからないのですよ、はい」 色々と覚えることがあったようだが、とりあえず上条の心に堪えたのは『姉妹で戦っている』という点だった。 ローザミスティカは真紅を含む姉妹たちの命である。集めるということは、結局、奪いあうということだ。 それは殺し合いに等しい。 なるべくなら争いごとをしたくない、話し合いですむならそれに越したことはない。 そんな思考が基本である上条にしてみれば、いくらそれが真紅たちの使命とはいえ、あまりにもあまりにもだと思う。 だが、そんな彼の思考を読んだかのように、真紅はふわりと、微笑みを浮かべた。 真紅「大丈夫よ、当麻」 上条「え?」 真紅「貴方の考えていることよ。きっと、姉妹で殺し合いをするなんて、とか、考えているのでしょう?」 上条「な、なんでわかったんだ?」 真紅「顔に書いてあったのだわ。話し合いや他の方法はないのだろうか、って」 上条「う」 完璧ピタリと言い当てられ、上条は若干狼狽した声を上げた。 それを見て、真紅がくすくすと笑う。そして、続けた。 真紅「安心しなさい。私は、戦って奪おうとか、そういうことはもう思っていないわ」 上条「そうなのか?」 真紅「ええ。私は私のやり方でアリスを目指しているの」 真紅「私たち姉妹の争い・・・アリスゲームと言うのだけれど、その結果で得られるのは、あくまでもローザミスティカよ」 上条「・・・・・・」 真紅「でもよく考えて当麻。もし私が他の姉妹を倒し、ローザミスティカをひとつに纏めたとして・・・それで本当にアリスになれるのかしら?」 上条「え? でもだって、真紅を作ったそのローゼンってのが、そう言ったんだろ? じゃあそうなんじゃないのか?」 真紅「そうかしら? 私が初めて目を覚ましたときには、もうお父様は傍におられなかったわ。直接聞いたわけじゃないの」 真紅「それに何より、もしローザミスティカをすべて集めてアリスになれるなら」 真紅はちらり、と上条を見る。 上条は真剣な瞳をこちらに向けてきていた。争いごとをしない、という真紅の言葉に、それだけの真剣さを持ってくれているのだろう。 真紅「・・・お父様は、私たちを創らずにアリスを作れば良かったのだもの」 上条「あ、なるほど」 得心したように、上条はうなずいた。 実際、そうだ。完璧なローザミスティカが手元にあるのに、わざわざそれを砕く必要はない。完全にすればアリスになれるのであれば、初めから完全なものでアリスという存在を作ればいいのだから。 真紅「そう。だから私はアリスゲームに依らない方法でアリスを目指す。それが正しいのかはわからないけれど、ね」 上条「・・・・・・」 真紅「・・・当麻? どうしたの?」 軽く目を見開き、驚いてますよー、という感じの表情を浮かべる上条に、真紅が眉をひそめた。 だが彼はそんな真紅の視線にかまうことなく、はー、と安堵のこもったため息をついた。 真紅「当麻?」 上条「あ、すまん。ちょっと力が抜けちまった」 真紅「・・・・・・」 そしていまだ眉をひそめたままの真紅を見て、パタパタと左手を振る。 上条「いや馬鹿にしたとかそういうんじゃなくて、よかったな、と思ったんだよ」 真紅「よかった?」 上条「ああ。だって真紅はわざわざ戦うつもりはないんだろう?」 真紅「ええ」 上条「俺もはっきりいって、誰かが誰かと揉めてるのなんか見たくないし、それが多少なりとも知ってるやつならなおさらだ」 真紅「・・・・・・」 上条「もし真紅がアリスゲーム? にノリノリで他の姉妹を探してデストローイってことを平気で言うやつだったら・・・インデックスには悪いけど、真紅とは笑って話をするのが難しそうだったからな」 そう言って、ああよかった、などと呟きながらカップに手を伸ばし、冷めた紅茶を飲む上条。 その様子にはまるっきりこちらの言葉を疑う風はなく、完璧に安心を楽しんでいるように見えた。 真紅「・・・ねえ、当麻」 上条「ん? なんだよ」 真紅「貴方、周囲の人からお人よし、とか、にぶちん、とか、単純、とか、馬鹿、って言われること、多いと思うのだけれど・・・どう?」 上条「ぐっ! な、なんでほとんど初対面の真紅がこの上条さんの被対人評価を的確に把握しているのでしょうか・・・!」 真紅「ふふっ、それはわからないほうがおかしいのだわ」 上条「だ、だからなんでだよっ?」 真紅「それは自分で考えなさいな。もっとも、私にこの言葉を言わせている時点で望み薄だと思うのだけれど」 上条「・・・・・・」 やけっぱち気味に紅茶を飲み干す彼を見ながら、真紅も自分のカップに手を伸ばした。 口元に持ってきた紅茶はもう冷めている。だがこれは、上条が他でもない自分に入れてくれたものだ。すべて飲んでから、温かいものを所望するのが礼儀というもの。 真紅(・・・私が紅茶で妥協を許すなんて、ジュンに会う前なら考えられないことなのだわ) くすり、と笑う真紅。 その目の前で、上条が綺麗に空いたカップを下ろした。 上条「ところで」 真紅「? なに?」 上条「真紅はなんで今頃、こっちに寄越されたんだ? やっぱりインデックスがそっち側に頼んだからか?」 真紅「え?」 上条「ん?」 お互いに、変な顔。 やや沈黙があってから、真紅が首を傾げる。 真紅「ごめんなさい当麻。私には貴方が言っている意味がよくわからないのだわ」 上条「いやいやいや、だって真紅、いきなりここに着たじゃん。昨日、つーか今朝まで、こんなでかい鞄はうちになかったし」 真紅「それはそうだけれど・・・でも、インデックスというのは何かしら? 何かの目録?」 上条「は?」 真紅「え?」 上条「ちょ、ちょーっと待ってください。この上条さん、ちょっと混乱してきましたよ」 真紅「え、ええ」 真紅(・・・なんで敬語になるのかしら) 上条「えーと、真紅さん。貴女はインデックスさんの持ち物であり、そのインデックスさんが向こう側に送ってくれ、とか言って、こっちに寄越されたんではないのでせうか?」 真紅「違うわ。私を呼んだのは当麻、貴方の方だもの」 上条「俺ぇ!?」 真紅「そう。貴方はホーリエの問いに応えたでしょう。だから私がここに来たのよ」 上条「ほーりえ?」 真紅「ええ。巻くか巻かないか。貴方がそこで巻くことを選択したから、私はここにいるのだわ」 上条「・・・・・・」 上条の脳裏に、さきほどまでの自分の行動がリピートする。 朝起きて、顔を洗って、そんなことをしていたらインデックスが「ご飯食べに行って来る!」と泊まりにいくとは思えない言葉でスフィンクスを連れて出て行って、これ幸いと家事を片付けようと布団を干そうとして――― 上条「あ」 思い出した。あのときだ。 確かに自分は、あのうさんくさい手紙に書いてあったとおり『巻きます』に丸をして紙飛行機をした記憶がある。 真紅「心当たりがあるようね」 その表情を見て取って、真紅が言う。 上条「え、じゃあ真紅さん。もしかして真紅さんは・・・インデックスさんの関係者じゃない・・・?」 真紅「それはこちらが聞きたいことなのだわ。インデックス、というのは、貴方の口ぶりから察するに人名のようだけれど・・・」 問いかけの視線を向けてくる真紅を無視して、上条は頭を抱えた。 上条(またかーっ! またこんな感じで何かに巻き込まれたのか俺っ! いやでも巻きますに○したの俺だし、紙飛行機したのも俺・・・うあああ、お、俺が原因じゃんっ!) 上条(いやまてまて早まるな上条当麻! ここはしっかりと事実関係の確認をとらねば! またいつものように怒涛の面倒ごとコースにいくのはごめんですよっ!) 真紅「当麻? 大丈夫?」 心配そうな表情の真紅。 だが上条はその声色をとりあえず置いておいて、顔をぐっ、と振り上げた。 上条「真紅、ちょっと確認したいんだけど・・・」 と、上条が口を開く。 同時。 真紅「―――っ!」 真紅がいきなり、己の背後の窓に振り返った。 上条「!?」 突然の動きに上条が言葉を飲み込んだ。 真紅「危ないっ! 下がりなさい!」 真紅がソファーを蹴って上条に跳びついた。 上条「っ!?」 反射と、そしていままで幾多の修羅場をくぐってきた上条の経験が、彼の体を突き動かす。 上条の左腕が真紅の体に回り、その身を強く抱えた。同時に足で床を蹴り、背後に跳躍。 そしてその右手―――それが異能であるならば、あらゆるものを打ち消す力を宿した右手を握りこみ、己の目の前にかざす。 上条がさきほどまで座った位置から距離にして5歩分後ろに下がった、ちょうどそのとき。 破砕音! 上条家のベランダ。そこに面した窓が外からの衝撃に一気に砕け散った。 室内に撒き散らされたガラスが、幸いにも上条のいる位置までは飛び散ってこなかった。 曲がりなりにも能力者を預かっている学園寮だ。何かの災害、もしくは能力の暴発で窓が割れることは想定されている。車のフロントガラスのように、多少の衝撃ではヒビが入るだけ。砕けても、ばらばらにあって周囲に飛び散らない材質のものが使われている。 しかし、その代わりというわけでもないだろうが、飛び込んできたものは、そこにいた。 黒色のドレス、黒色のヘッドドレス、黒色の靴。そしてその背に生える黒色の翼。 真紅の赤に対してなお、その身に纏った黒が映えるのは、その透き通るような見事な銀髪のせいだ。 真紅と同じような小さな体、真紅と同じような白い肌、真紅と同じような、整った顔立ちのそのモノは、真紅とはまったく違う妖艶な微笑を口元に浮かべ、真紅が先ほどまで座っていたソファーの真上に浮遊していた。 真紅「・・・水銀燈!」 上条の腕の中で、赤が小さく、しかし鋭く囁いた。 それに応ずるように、黒がその目を真紅に向ける。 「お久しぶり、真紅」 口元に浮かぶ妖しい笑みは変えないままに、艶味を帯びた声がリビングに響いた。 上条「な・・・」 上条の口からあっけにとられたような声が漏れた。 いきなりの窓の破壊。それと同時に飛び込んできた影。 問答無用で、敵である。少なくとも上条には窓ガラスを突き破って訪問してくる知り合いはいない。 約一名、ベランダにひっかかっていたという訪問者も過去にはいたが、その訪問者はいまは同居人である。 その敵と思しき相手が、真紅と見た目は親しげに挨拶を交わしている。上条が一瞬だけ戸惑うのも無理はない。 真紅「・・・やっぱり、窓というのは不便なものだわ。こうして容易に侵入を許してしまう。英国で窓税があったのも頷けるのだわ」 真紅が散らばる破片と、黒―――水銀燈とを交互に見ながら言った。言葉はおそらく、ただの軽口なのだろう。しかしその内容とは裏腹に、口調には緊張感が満ちている。 水銀燈「ずいぶんお久しぶりねぇ真紅。その男が新しい主人なのぉ? ・・・ふふ、相変わらず男が好きなのね。いやらしい」 くすくすと笑うその仕草は真紅のそれに通ずるところを持ちながら、しかし、まったく異なった破滅的な色を帯びている。 真紅「大きなお世話よ水銀燈。当麻は私のマスター。それ以上侮辱するなら、許さないわ」 ぎゅっ、と上条のシャツを、その小さな手で握る真紅。 それは不安に駆られた行動のようにも見え―――逆に、上条を少しでも守ろうとするような、そんな仕草にも見えた。 水銀燈「うふふふふ・・・怒った顔も相変わらず、不細工なのね」 真紅「・・・・・・」 真紅は挑発に乗らない。ただ沈黙を返すのみだ。 何も言わない真紅に、水銀燈は、ふん、と詰まらなさそうに鼻を鳴らす。 水銀燈「・・・つまんなぁい。あなたなら絶対に乗ってくると思ったのに」 上条「・・・おい、真紅。こいつが、お前の言った『姉妹』なのか?」 上条はわずかに腰を落とし、油断なく水銀燈と呼ばれた人形を見ながら問うた。 相手の黒い翼は羽ばたいていない。それでもなお空中に浮かんでいるのは、何かしらの能力の作用に違いない。 それに、窓ガラスは相手が入ってくる前に割れ砕けたのだ。何か飛び道具のようなものをいきなり飛ばしてくることだってあり得る。 慎重すぎて困ることはない。 魔術師との戦いで身にしみた教訓が、上条の右手を下げさせなかった。 真紅「そう。彼女の名前は水銀燈。私と同じ、薔薇乙女よ」 水銀燈「いやだわぁ真紅。自己紹介くらい、自分でさせてほしいものねぇ」 そう言って、水銀燈は真紅から上条に視線を移した。 水銀燈「はじめまして、人間。わたしの名前は水銀燈。誇り高き薔薇乙女の第1ドール」 上条「・・・・・・」 水銀燈「よろしくねぇ。そして、」 その言葉に合わせ、ぶわっ、と音をたてて、黒い翼が持ち上がる。 上条「!」 水銀燈「さようなら」 水銀燈の翼から、数条の黒い羽が飛び出した。 その鋭利な根元を前に向け、一直線に上条に向かう。 上条「うおっ!」 床を左に蹴る上条。一瞬遅れて、いままで上条の頭があった場所を羽が凪いでいく。 水銀燈「あら残念。その不細工な顔を、もっと見れるようにしてあげようと思ったのに」 羽をかわされた水銀灯が、ばさり、と再び翼を羽ばたかせた。左側に移動した上条に正対し、まだカップが載ったままのテーブルに着地する。 真紅「やめなさい水銀燈!」 水銀燈「おばかさぁん。なんでやめる必要があるのぉ?」 翼がさらに大きく羽ばたいた。 水銀燈「もうアリスゲームは始まっているのよぉ? わたしと会えばこうなることくらい、わかってたでしょう」 真紅「水銀燈!」 再びの射撃。 上条「くっ!」 対する上条は崩した体制を床に手をつくことで整えると、再び床を蹴る。 リビングからキッチンに飛び込んだ。置かれている棚に手を突き、さらに跳躍。キッチン中央付近で体制を立て直すと、右手を構えながら真紅に視線だけ向けた。 上条「真紅っ! 大丈夫か!?」 相手の放ってくる羽は、とてもじゃないが目でおえる速度じゃない。上条は反射だけで羽をよけているのである。 飛んでくるシステムはわからないが、おそらく魔術によるものだ。もしくは、能力か。いずれにしても異能には間違いない。 だが、それが異能であり、打ち消すことができると言っても、それと上条の防御行動とは繋がらない。 レールガンを上条が防御できるのは、その電気的特性ゆえに、右腕を突き出せばそこに集まるようになっているからに過ぎない。黒い羽に、そんな特性を期待するほど楽天家ではなかった。 何より、右手はひとつだけだ。同時に複数飛んでくる羽には対処できないのである。 真紅「ええ、私は」 水銀燈「人のことの心配をしている余裕があるのぉ?」 水銀燈の声が、真紅の言葉をさえぎる。 あわてて視線をあげる上条。テーブルから飛び立つように、水銀燈がこちらに文字通り『飛び掛って』きていた。 上条「!?」 上条の顔が引きつる。いつのまに取り出したのか、どこに持っていたのか、その両手には大振りの剣が握られていた。 上条「ちょっ、どこからっ!」 そんな抗議の声を無視して、一飛びで間合いを詰めてきた水銀燈の手が、剣を振り下ろした。 上条「くうおおっ!」 全身全霊で身を捻り、真上からの一撃を回避する。左肩を引き、半身になった上条。その左頬、左肩、そして抱えた真紅のドレス裾ギリギリを通って、剣先が床に傷をつけた。 回避成功。だがその代償は大きい。 元々上条に格闘経験はないのだ。けんか慣れしているせいもあって下手な格闘家よりもずっと荒事には強いが、だからと言って技術的に卓越しているわけではない。 無理な方向転換。そのせいで、上条の脚がもつれる。疲労ではない。元々、回避できるタイミンや体勢ではなかったのである。 バランスが崩れ、右手を床についた。 上条「っ!」 捻挫した手首が痛み、上条の体がこわばった。 それを見逃す水銀燈ではない。 水銀燈「うふふ」 ぞっとするような笑みを浮かべ、黒い人形が剣を構えた。バッターのように肩に担ぐ構え。位置関係は、上条から見て左斜め上。 そのまま斜めに振り下ろせば、真紅ごと彼の体は両断される。 右手は床についてしまい、すぐには振り上げられない。左手は真紅をかかえている。まさか彼女を盾にするわけにはいかない。 振り上げられた剣が下ろされれるまでの一呼吸。 上条(くそっ! なんかないのか! あれを防げるような・・・!) 上条は諦めない。視線をめぐらせ、現状を打破できるものを探す。 だがその努力をあざ笑うかのように。 水銀燈「さようならぁ」 上条の耳に、剣が振り下ろされる、ぶん、と小気味よい音が響いた。 剣が振り下ろされる。 もしもここで戦っているのが上条だけだったならば、ここで彼の物語は終わっていただろう。 生身で刃を受け止める術はなく、剣が魔術の産物であったとしても右手を向ける暇はないのだ。 だが。 「させない!」 袈裟懸けが上条の体に到達する、その直前。 真紅が己の体に巻きついている上条の腕を掴み、その輪から滑り落ちるように下方に体を引っこ抜いた。 ちょうど逆上がりをするような形で、真紅の両足が弧を描く。 赤みを帯びた黒い靴。その裏側が、剣を握る水銀燈の両手部分を真下から蹴り上げた。 「!?」 まったく予想していなかった方向からの一撃に、腕ごと剣が持ち上がる。 「いまよ!」 「っだあああ!」 腕にぶらさがる真紅の声に応え、上条が右手で床を強く突いた。 床を押すその反作用を利用して、一瞬で腕を持ち上げる。動きは、そのまま右ストレートに変化した。 包帯を巻かれたコブシが、掬い上げるように水銀燈の左肩に突き刺さる。 「きゃあっ!」 大きな衝撃が走り、弾き飛ばされる水銀燈。真紅に不意を突かれたところに、さらなる一撃だ。 体勢制御をすることもできず、キッチンの壁に背中から叩きつけられる。 「くっ・・・!」 壁に寄りかかるように落下しかけ―――すぐにまた浮上する。 コブシはまともに受けたが、場所が良かった。ダメージはそう多くない。 それよりも『たかが人間』に一撃を受けたことの方が、よほどに彼女の精神にダメージを与えていた。 だが、精神的な動揺はむしろ、 (まだ動けるのかこいつっ!) 上条の方が大きい。 コブシは間違いなく当たったはずだ。剣の方はわからないが、水銀燈本人は間違いなく異能に属する存在だ。 幻想殺しをまともに受ければ良くて機能停止、悪ければ崩壊するはずである。 「くそっ!」 だが現実に相手は動き、戦闘は続いている。 上条は胸中の疑問を握りつぶし、再び右手を構え―――そして、気がついた。 右手には、いまだ包帯が巻かれていることに。 幻想殺しの大前提。直接触れること。それが、この状態ではできない。 さきほど真紅の平手のときに気がついていたはずなのに、完璧に失念していた。 しかしそれは無理もない。 平手の後は、真紅の存在にまつわる話を聞き、その直後にいきなりの戦闘である。おまけに相手は飛び道具を使ってくる存在だ。 敵から一瞬たりとも目が離せず、しかも飛ばしてくる羽は幻想殺しを試す気になれないほどの早さがある。 いまの今まで、右手に気を払う余裕などなかったのだから。 「当麻!?」 追撃、もしくは逃走のチャンスにいきなり硬直した上条に、真紅が焦りをたたえた瞳を向ける。 「くっ!」 上条は左手で再度真紅を抱えながら一瞬だけ包帯に目を向け―――そのまま、水銀燈に向けて突進した。 包帯の巻き方はかなりうまくなっている。結び目を適正に引っ張れば、片手でも、あるいは口ででも外す事が可能だ。 そして相手は間違いなく自分を殺そうとした相手。話し合いもほかの手段も、通じそうにない。 (でも、だからって、殺せるかよ・・・!) それでも上条は、幻想殺しを振るいたくなかった。 相手が人格を持つ存在であること。そして何より、腕の中の真紅が姉妹と呼んだ相手だ。 さっきは余裕がなかったこと、左手がふさがっていたこと、利き腕が右だったことで殴りつけてしまったが、気がついてしまったいま、自らの意思でそれをするのは、やはり無理だ。 そういう意味では、包帯は巻かれていたのはむしろ幸運と言える。 今から倒そうとする相手が無事なことに内心で安堵する上条。 上条は痛む手首を無視して、コブシに更なる力を込めた。 まずは相手を戦闘不能にするしかない。その上で、真紅に説得してもらう。 キッチンは狭い。上条にして一足飛びで端から端まで移動できる。 水銀燈はまだ体勢を立て直しきっていない。構えたコブシを叩き込むだけの余裕は十分にあった。 しかし。 「このっ、人間めええええ!」 ギンッ、と音が聞こえるかと思うほどの鋭い視線を向け、水銀燈が吼えた。 同時に彼女の翼が、大量の羽を放つ。 「危ない!」 「!?」 真紅の声が響くが、突進している上条に回避の方法はない。 (―――っ!) 上条の目が、今朝掃除をしようとして壁に立てかけていたテーブルを捉えた。 折りたためない脚がこちらを向いており、それは左手側、ちょうど手の届く位置で――― 「うおおっ!」 踏み出した左足。そこを軸にして、上条は背面に体を回した。 突進の勢いがそのまま、回転の速度に変わる。 大きく弧を描いた彼の右手がテーブルの脚を掌握。回転の勢いを殺さず、引っこ抜くようにして正位置に回り戻る。 「!」 水銀燈と真紅の息を呑む音が同時に上条の耳に届いた。 視界を塞いでいるのは、テーブルの天板の内側。そこからいくつも羽の先端が突き出した。 だがそこまでだ。羽は分厚い板を貫通することまではできない。 「だあああっ!」 上条は止まらない。 素早くテーブルの脚を放し、床についた右足に体重移動。身代わりに浮き上がった左足で、天板裏の中央付近を真正面に蹴りつけた。 テーブルが真横に跳ね、いまだそこにいた水銀燈に叩きつけられる。 「きゃあああっ!」 バキン、とテーブルにヒビが入る音。それを聞きながら、上条は即座に身を翻した。 己の攻撃の結果がどうなったのか確認せず、キッチンからリビング、そのまま玄関に続く廊下に跳び出していく。 「当麻!? どこにいくの!?」 「部屋の中じゃ無理だ! 広いところに出ないと・・・!」 叫びながら廊下を抜け、脱ぎっぱなしにしていた靴に足を突っ込む。 そのまま蹴りあけるようにして玄関を出た。 人の気配はない。今日は連休初日。みんな街に出て遊んでいるのだ。こんな時間でも部屋にいるのは、インドア派か、街に出て遊ぶ金のない上条くらいのものだ。 だがそれは上条にとっても都合がいい。 相手は拡散する攻撃を使う。狭い室内でかわせたのは、運が良かったからにすぎない。もっとも上条の運は幻想殺しに遮断されているので、この場合は真紅の方の運なのかもしれないが。 そしてあの攻撃に晒されて、自分以外の誰かを護る余裕はないのだ。 「・・・・・・」 腕の中の真紅は上条の言葉に否と言わない。もう倒したのではないか、とも言わない。 彼女は知っている。 自分の知る水銀燈は、あの程度でなんとかなる相手ではないということに。 そしてその予想を裏付けるように。 「許さない! 許さないわ! 人間! 真紅っ!」 開け放したドアを、怒気に満ちた声が通り抜けた。 怒声を背中に受けながら上条は走る。目指すのは廊下先にあるエレベーターだ。 確かに外に出た。だが状況はそれほど好転したわけではない。廊下にいたんでは、部屋の中とそれほど変わ らない。いや、遮蔽物がないだけ、室内よりもまずい可能性がある。 上条が目指すのは屋上だ。あそこなら十分に動き回れるスペースがあり、落下防止用のフェンスがある。出 入り自由で誰か来るかもしれないが、何もないコンクリート打ちっぱなしに好んで人が来ることはまずない 。 走る上条。10秒もあればエレベーターに到着できる。 「と、当麻。少しで、いいから、ちょっと、話を・・・」 「ごめんわりぃすまんちょっと待ってエレベーターに乗るまでは!」 揺れているせいできれぎれに真紅がなにやら言ってくるが、残念だがいまは構っていられない。 小さく「左手の指輪・・・」とか聞こえた気がしたが、左手は真紅自身を抱えている。確認するのは無理だ 。 そして遠く見えていたエレベーターが近づいてくる。一度中に入れば水銀燈も追ってこれまい。何らかの力 で破壊するにしても、そこは能力者用の寮。耐久性も折り紙つきだ。 『魔女狩りの王』級の攻撃力でもなければ、すぐには突破できないだろう。 「よし!」 エレベーターの前に到達する上条。背後ではまだ水銀燈は出てきていない。テーブルサンドイッチが余程に 聞いたのか、それとも、室内を探していたのか。 ともあれ、上条は殴りつけるようにして上昇ボタンを押し――― 「!?」 上条は驚愕に目を見開いた。 上条の視線の先。なんの変哲もないエレベーターのボタン。 普段であれば何も意識せずとも押しこむことのできるボタンが、まったく動かない。 それは機械的に反応しないと言うわけではない。本気に近い力で押したにも関わらず、ボタンが1ミリたり とも押し込まれていかないのだ。 (なっ・・・! こいつはっ・・・!) その光景に、上条は覚えがある。ちょうどいまのように、エレベーターが使えなかったときと同じ状況。 三沢塾。 「ちくしょうっ!」 バン、とボタンを本当に殴りつける上条。だが帰ってくるのは、硬い硬い感触と、捻挫に響く衝撃だけ。 「どうしたというの?」 真紅が上条の顔を見上げてくる。彼女からしてみれば、エレベーターまで来たというのにボタンに八つ当たりをしているように見えるのだ。 「結界が張られてやがる!」 「結界?」 「ああ、コインの表と裏で―――」 言葉は途中で遮られる。 ドゴッと鈍い音が背後から響き、 「しぃんくゥゥゥ・・・にんげェん・・・!」 ゆらり、と黒い影が、上条の部屋のドアから姿を現した。 「・・・おいおい、ちょっと見ないうちにずいぶん派手になってますねぇ、あの人」 振り返った上条が口元に虚勢の笑みを浮かべ、歯を噛み締める。 「水銀燈・・・!」 その腕の中で、真紅が強張った声を出した。 黒い人形は、さらにその色を増していた。 背の羽は大きく開き、その面積を3倍ほどに膨らませている。さらに周囲には、彼女を護るように、無数の羽が散らばり、渦を巻いていた。 少し離れてみれば、黒い渦巻きのようにも見えただろう。 だが何より真紅の危機感を煽ったのは、 (人工精霊!) 水銀燈の目の前に浮いている紫色の光球の存在。 あれを出してきたということは、もはや水銀燈に遊ぶつもりがないと言うことだ。 「当麻、もう時間がないわ」 「ああ、わかってますよ真紅さん。あんな熱い目で見られたら、もうかなりテッペン入ってんだろうなぁ、ってことぐらいは」 軽口をたたく上条だが、内心はそんな余裕はまったくなかった。 状況は最悪だ。遮蔽物のない直線廊下の、完全な端。さらにやっかいなことに、コインの結界によって脱出口はなくなっている。 目の前には大層ご立腹な様子のクールビューティー。しかも、下手をすれば水銀燈とは別に魔術師だか錬金術師だかがいる。 仮に水銀燈がこの結界の主だとしても、核そのものが近くにあるとは限らない。水銀燈自身が核だったとしても、上条には彼女を破壊することはできないのだ。 だが真紅の言葉は、上条の軽口に応えるものではなかった。 「そうじゃないの。お願い、聞いてちょうだい」 「真紅?」 穏やかだが切迫した口調に、上条はつい、水銀燈から視線を外して真紅を見た。 真紅は上条をじっと見上げたあと、代わりとでも言うように、水銀燈に視線を移す。そのまま、続けた。 「水銀燈は本気よ。さっきまでは私が契約してなかったことと貴方がただの人間だったから、油断もあったようだけれど・・・もう完全に力を振るうつもりでいるわ」 「・・・・・・」 さっきまでのは本気じゃなかったのか、と上条は口元をさらに引きつらせた。 「このままじゃ私も、貴方も助からない。だから当麻。もしも貴方が自分と私を護りたいと思うのなら」 すっ、と真紅は、自分を抱える上条の左手に、小さな手を這わせた。 「えっ、なんだこれ」 上条は状況も忘れて、自分の指を見た。左手薬指に嵌っている、小さな指輪。 もちろん上条にこんなものをつける趣味はない。趣味はないどころか、買うようなお金もない。その上、こんな位置に指輪をつけるような相手もいないのだ。 つけた覚えのない指輪。それが、自分の指に嵌っている。 「誓いなさい。薔薇の指輪と、貴方の誇りにかけて。私のローザミスティカと、私の意志と、私自身を護ると」 「誓い?」 まるで場にそぐわない、厳粛な言葉が上条の耳に届く。 だが真紅は上条の疑問に近い声に応えず、 「そうすれば私は私の意思と誇りを持って、貴方を護るわ」 と、告げた。 「あはははははっ!」 「!」 真紅の言葉に上条が何か反応するその前に、廊下に大きく哄笑が響いた。 視線を転じれば、大きく広がった翼をはためかせ、水銀燈が空中をすべるようにしてこっちに向かってきている。 彼女の手の中の剣は魔術の作用か、彼女の怒りに反応したのかさらに一回り大きくなっており、周囲に滞空していた羽は、残らずこちらに先端を向けていた。 さらに彼女の目の前に浮かぶ光球が見るからに強力な光を纏ってそれに続く。 「やべえっ!」 上条が真紅を抱く腕に力を込めた。 どこに逃げる? 完全に直線コース。こっちは廊下の端。背後のエレベーターは開かない。剣と羽すべてを幻想殺しで受けるのは不可能。 飛び降りることはできない。真横にある別室のドアもドアノブに触れることすらできない。 この場所で回避しきれるほど弱い相手じゃない。光球の正体がわからない。 どうする? どうする!? どうするっ!? 「当麻、どうするの?」 「―――」 真紅に目を転じる上条。 見上げてくる彼女の瞳は、真摯で、まっすぐなものだ。 「貴方が私の言葉を信じてくれるのなら、この指輪に口付けなさい。それが誓い。私と貴方を結ぶ、糸となるわ」 「・・・・・・」 言葉と、視線。それを受けた上条の頬が、場違いに緩んだ。 (やっぱりお前、インデックスの持ち物なんじゃねえ?) そう言いたくなるほど、真紅の瞳は白い少女のそれと通ずるものがある。 あの、全幅の信頼を寄せてくる、瞳に。 「・・・・・・」 上条は真紅から目を逸らし、水銀燈に向き直った。 黒衣の人形はあと数呼吸で上条にその剣を振り下ろせる位置に到達するだろう。 彼女の周囲を渦巻く羽は、すぐにでも射出されそうな気配がある。 だがそれでもなお、上条の動きは緩やかだった。 「・・・・・・」 真紅は何も言わない。ただ、上条は自分の腕を掴む彼女の力が強くなったのを感じる。 「いいぜ、真紅」 上条の左手から力が抜ける。下げられた彼の腕から解放され、真紅がひらりと廊下に飛び降りた。 その代わりに上条は、左手を己が口元に近づけた。 「この誓いが、お前とお前の意志を護ることになるってんなら」 視線の先では、水銀燈が剣を真上に掲げている。あれで斬りかかると同時に、羽を打ち出すつもりなのかもしれない。光球で、何かの攻撃をするつもりなのかもしれない。 前に出ても、後ろに飛んでも羽。横には逃げられない。その場にいれば剣の餌食。目に見えるそれらをなんとかしたとしても光球の攻撃はいまだ何かわからない。 詰みだ。 そしてついに、水銀灯がその剣の間合いに上条と真紅を捉えた。 「死になさぁい!」 腕が振り下ろされ、羽が弾かれたように上条と真紅に向かった。 だがそれが上条を割り、真紅を蜂の巣にするほんの数瞬の間に、上条の唇が指輪に触れた。 「俺が、その礎になってやる!」 変化は一瞬で、効果は絶大だった。 「うわっ!?」 足元にいる真紅。彼女の体が、口付けと同時に眩い赤光を放ったのだ。 そのあまりの光量に、上条は思わず顔を腕で隠してしまう。 それは愚か極まりない行為。ただでさえ敵が正面にいる状態で、さらに必殺の攻撃が今まさに彼らに降りかかろうとしているのだ。 少しでも目を見開いて、防御に努めなければならない。 だが上条の心には、なぜか不安も焦りも存在しなかった。それどころかその赤い光は安心感すら与えてくれる。 「・・・ありがとう当麻。私を信じてくれて」 光の中、真紅の声が上条の耳に響く。 薄く目を開ければ、いつの間に前に出たのか、自分を護るように両手を拡げて立つ真紅の背が見えた。 真紅の体から溢れる光は、バリヤーよろしく彼女を中心に球形に展開している。その直径は廊下を天井まで覆う、大きなものだ。 殺到していた黒羽は、どういう理論なのか赤い光が展開している領域に侵入したところで推進力を失い、それだけではなくボロボロと崩れ落ちていっている。 剣は光の珠に阻まれて、まったく動いていない。紫の光球が赤い光を嫌うように、水銀燈の影に隠れた。 「真紅、あなた・・・!」 光の向こう側。剣を打ち下ろした姿勢で空に浮かぶ水銀燈が、驚きと憎しみのこもった表情を浮かべた。 「・・・水銀燈」 真紅が右手を水銀燈にかざす。 「っ!」 水銀燈は剣を引き、それを盾にするように顔の前に構えた。一瞬遅れて飛来した何かが、ギンッ、と音を立てて剣に弾かれていく。 「くっ」 歯を噛み締め、距離をとる水銀燈。 対する真紅はゆっくりと両手を下ろした。その腕が角度を失うに従って、彼女の体から放たれていた光が収まっていく。 だがそれは消えていっているのではない。外に出すのではなく、内に、内に。 光が集まってその光量を増すように、真紅から感じられる力はむしろ上がっていっている。 「真紅、大丈夫なのか?」 上条には何がなんだかわからない。変わったこと言えばただひとつ、左手の指輪が一回り大きくなったという、それだけだ。 「ふふっ、心配性なのね、当麻」 真紅が首を少しだけ巡らせ、視線を向ける。さきほどまでとまったく同じ、平静な横顔。 しかし上条にはなぜか、真紅がどこか喜んでいるようにも見えた。 「安心しなさい。大丈夫だから」 それだけ言って、真紅は目を正面―――水銀燈の方に戻した。 「ふ、ん・・・間一髪、契約したってわけねぇ」 目を細める水銀燈。その表情を彩っていた怒りが消えていく。 契約者を得た真紅は、感情に任せて相手ができる存在ではない。 だらり、と剣を下げた水銀燈。 相対する赤は、そんな黒に静かな瞳を向けた。 「水銀燈。貴女はまだ、アリスゲームを続けるつもりなの?」 右手を下ろし、真紅は水銀燈に問うた。 「・・・貴女、ながく眠りすぎて頭のネジでも錆びたんじゃない? アリスになってお父様に会う。それ以外に何の目的があるって言うのぉ?」 応える声は冷たい声。 何を当たり前のことを。そう言っているように、水銀燈は口の端に嘲笑を浮かべる。 「そうじゃないわ」 真紅は首を横に振り、 「アリスになる。それについては何も言うつもりはない。だけど、姉妹で争うことをやめるつもりはないのか、と聞いているの」 「・・・・・・」 「水銀燈?」 「・・・真紅、貴女正気ぃ? お父様のお言葉に背いて、それで本当にお父様が喜んでくださると思ってるわけぇ?」 「背くわけじゃないわ。私はアリスを目指す。ただ、アリスゲームに依らない方法で、というだけよ」 「・・・あっきれたぁ。お父様に疑問を持つなんて」 「そうじゃないわ、私は」 「黙りなさいっ」 それまでの、嘲りの響きはあっても穏やかだった水銀燈の声が一転、厳しい怒りを帯びたものに変わった。 「・・・・・・」 叩きつけるような言葉と視線に沈黙する真紅。 水銀燈は続ける。 「お父様を愚弄するなんて・・・真紅、貴女には薔薇乙女の資格なんかない。いいえ、貴女が薔薇乙女であることそれ自体が、お父様に恥をかかせているのよ」 「・・・・・・」 「決めたわ真紅。貴女は手足をもいで殺してあげる。顔をぐしゃぐしゃに潰して首を落としてあげる。貴女のローザミスティカは、かみ砕いてから飲み下してあげる」 「・・・・・・」 「どんなに泣き叫んでも手を緩めたりしないわ。貴女をがらくたにしてアリスになり、お父様には貴女という失敗作を忘れるよう、お願いすることにするわ」 「そう・・・なら、仕方ないわね」 「だったらなぁに? どうするっていうのぉ?」 「こうするのよ。・・・ホーリエ!」 真紅の声が無人の廊下を叩き、一拍の間を置いて上条の部屋の中から、バン!と音が響いた。 「!」 真紅の背後にいた上条が驚いた様子で自分の部屋に目を向ける。 開け放たれた玄関。ドアを撃ち抜こうかと言う勢いで、赤色の光球が飛び出した。 水銀燈を避けるように大きく楕円の軌道を描き、下げた真紅の左腕に、寄り添うように纏わり付いた。 それは大きさ、光量ともに、水銀燈の背後に浮くモノと比肩する。 何のために呼び出したのか、そんなことは考えるまでもない。 「真紅」 呼び掛けたのは上条。 「お前、戦うつもりなのか?」 姉妹同士で殺しあわない。彼女は確かに、そう言ったはず。 だが真紅は振り返らない。 「当麻。貴方もわかっているのでしょう? 話し合いだけですべてを解決するのは無理だということくらい」 「それは、」 事実だ。 いままで上条自身、何かを護るために多くの者にそのコブシを振るい、様々なモノを破壊してきている。 誰かを護るために戦ったという言葉は、裏を返せば護るために誰かを傷つけたということなのだから。 「・・・・・・」 上条は口をつぐむしかない。 「当麻」 真紅は肩越しに振り向き、上条に向けていた微笑んだ。まるで信じてほしい、とでも言うように。 「・・・・・・」 そうだ。 リビングで聞いた言葉と、ここで投げ掛けられた言葉。 上条はそのどちらも信じたから、指輪の誓いを結んだのだ。 ならば自分がいま出来ることは、たったひとつしかない。 軽く頷き、右手を握る上条。 そのコブシからは、包帯はとられなかった。 「・・・人工精霊を出されたら面倒ね」 対する水銀燈は、上条と真紅の様子に顔をしかめながら、右掌を上に向ける。 「おいで、メイメイ」 それに応じたメイメイが、ふわりとその掌の上に移動する。 続いて水銀燈の右手の剣が、先端からひび割れ―――羽毛に変わって砕け始めた。ハラハラと落ちるその羽毛を、大きく羽ばたいた翼の風が吹き飛ばす。 舞い上がり、意思持つように真紅と上条に群がりかけたその羽毛は、しかしホーリエが音なく放った光の矢に射抜かれて、一瞬で燃え尽きた。 その間に、水銀燈は距離にして大人数歩く分、距離をとっている。 「逃げるつもり?」と、真紅。 どこか挑発的にも聞こえるその声に、 「そうよぉ?」 水銀燈はニヤリと笑みを浮かべた。 「いまの貴女を相手にするには、ちょっと手駒が足りないわ。そっちの人間に邪魔されても不愉快だし・・・今日はここまでにしておいてあげる」 再び翼をはためかせ、ふわり、と浮き上がる水銀燈。 「じゃあねぇ、真紅。次に会ったときはジャンクにしてあげるわ。人間も、あのテーブルの借りは必ず返すから楽しみにしていなさい」 「・・・待てよ」 だが黒衣の人形が飛び去ろうとするその直前に、それをとめる声があった。 真紅ではない。その背後に立つ、上条だ。 「・・・・・・」 水銀燈の動きがピタリと止まり、視界の端で真紅が見上げてくるのが見える。 それに構わず、上条は続けた。 彼には聞くべきことがあるのだ。 「この結界は誰の仕業だ?」 ダン、とエレベーターのボタンを叩く。コブシに押しつぶされたボタン。それでもやはり、微動だにしないボタン。 「結界? 何の話ぃ?」 「と、とぼけるなよ! お前か、お前でなけりゃ仲間の魔術師がいるはずだろ!」 「・・・ねぇ真紅。この男、何を言っているの? 結界? 魔術師? ふふっ、おかしいんじゃないのぉ貴方」 上条の言葉を鼻で笑いとばしてから、水銀燈は真紅を見た。 「真紅、狂った貴女にぴったりの契約者だと思うわ。あはははは、とんだ人間を選んだものねぇ」 視線には嘲りの色。 「でもそうねぇ、人間、貴方が可哀相だから一応教えてあげるわぁ」 その色のままの声で、水銀燈は上条に目を向けた。 「わたしには仲間なんかいないわよぉ。わたし、おばかさんも足手まといも大嫌いだからぁ」 そしてそれ以上話をするつもりはないと言うように、翼を羽ばたかせ、身を翻す。 「くそっ、待ちやがれ!」 上条は手摺りに駆け寄って手を伸ばすが、届くわけがない。離れていく背中を見送るだけだ。 黒い背中は瞬く間に小さくなり、すぐに視界から消えた。 「・・・行ったようね」 真紅が軽く息を吐き、体から力を抜いた。感じていた水銀燈の気配が消えたのだ。 どこか手近なところからNのフィールドに入ったのだろう。 「・・・・・・」 「・・・当麻?」 何も言わない上条を見上げる真紅。 だが上条は応えない。視線さえ向けず、水銀燈が飛び去った方向を凝視している。 もう、水銀燈の翼は見えない。戻ってくる気配もない。 戦いは終わっている。 しかし上条は、左手を手摺りに叩きつけた。 「っ」 返ってくる感触がいつもよりもずっと硬い、つまりいまでも結界が機能していることを確認してから、真紅に目を向ける。 「真紅、教えてくれ。お前やお前の姉妹に、魔術を使えるやつはいないのか?」 「・・・当麻の言っている魔術がどういうものなのかは、私にはわからない。だけどもし、この廊下にその『魔術』がかかっていて、それが人の出入りを限定するような種類なのだとしたら・・・」 真紅は一度言葉を切り、 「私たちには、そんな力はないのだわ」 「・・・・・・」 (力が、ない) どういうことだ? 水銀燈が自分たちを逃がさないために結界を張ったわけではないのか? いやそもそも・・・彼女はこの結界の存在を知らないのか? もちろん水銀燈が嘘をついていない保証はない。 水銀燈自身が魔術を行使できないのなら、別の第三者が介入する以外にないではないか。 単に仲間というカテゴリーに属さないだけで、利害が一致する『敵ではない』相手がいる可能性も十分にある。 だが、上条の目に映った水銀燈という存在は、そういったくだらない言葉遊びをするタイプではないように思えた。 仮に協力者がいるとしても、おそらく今回の戦いに参加させただろう。 「だったら、」 魔術師は、水銀燈と繋がりがない? いやそもそも、この戦いと『結界が張られていること』自体に関係がなかったとしたら・・・ 「!」 上条は目を見開いた。 インデックス。 朝から出掛け、上条の傍にいない少女。 禁書目録と呼ばれ、全世界の魔術師が恐れ、欲している存在。 出掛けた先は、比較的訪れる頻度が高い場所だ。 上条がいないため、待ち伏せの魔術を仕掛けることが容易な場所だ。 その先にいるのは魔術師でも能力者でもない一般人と、特定種族以外には一切効果を発揮しない能力者だけだ。 「そっちかよっ!」 上条が奥歯を噛み締め、再び手摺りを殴り付けた。 ガンッと音が響く。 結界の中。 返ってくる感触は、いつもよりずっと、硬い。
https://w.atwiki.jp/plum1122/pages/308.html
レヴィン autolink シレジア王子だが,権力闘争を嫌い,国を飛び出していた放蕩息子。 敵側で暗躍していたのがマンフロイなら,味方側で暗躍していたのは彼だろう。だが,王子としてはどうかと思う。こんな王子でも風は愛してしまうのね。 フォルセティを持ったレヴィンは吹っ切れたかのように強い。追撃はないのに,必ずと言っていいほど連続を出してくれたので,私はセイジにクラスチェンジすると,追撃がつくのか~と思っていたほどである。その勢いでマンフロイをいっちょやっちゃうか,と決心するも見事敗退。ヨツムンガンドに負けるフォルセティ…。後にも先にもこれっきりではなかろうか。 その後現れた後半レヴィンは,すべてを知っているくせにネタを小出しにする,やっかいなおじさんになってしまった。 「俺たち夫婦の問題だ!」「これは汗だ!」など名台詞もなかなか多くて楽しめる。 タグ:【聖戦】 れ シレジア 人名 王子 男性 魔導士 上へ
https://w.atwiki.jp/ocltslyrkyo/pages/206.html
京太郎「……うーん」 ショーウィンドウの前で考え込む。 ……というのも、誕生日プレゼントの為だ。 ここからは怒濤の誕生日ラッシュ。迫り来る怒濤の婚期……は多分関係ない。 いや、だって……京太郎はついこの間に二十四歳になったばかりである。来年にならなきゃ二十五歳にならない。 まだまだ、多分結婚には早い。 というか相手いない。日々のスケジュールも空いていない。これじゃあデートどころじゃないので仕方ない。 なんもかんも政治が悪い。 あとプロデューサーも悪い。スポンサーも悪い。ディレクターも悪い。 山は死にますか? 川はどうですか? 僕は死にましぇん。 ……考えすぎて頭が悪くなって死んでいたらしい。さながら、鶴田姫子のように。 というか、あの痴女キャラなんなんだ? ジョジョキャラで言うなら、アナスイぐらい変わってる。 性転換はしてないけど、別人のDISCブッ込まれたのかと思うぐらい高校からチェンジしている。 真(チェンジ)・鶴田姫子とでも言うつもりか。 やっぱりアレ、素なのか。真の人格なのか。あのビッチは。 京太郎(……憧に相談した方がいいかもなぁ。アイツ頼りになるし) ちょっとメール送るべきか――と考え、やめる。 そういえばアイツも痴女である。酔ったとき限定だが痴女である。 なまじ相談して、それが憧の潜在意識に刻まれようもんなら、もうヤバいのである。 ……今までの事件を思い返してみよう。 まず、いきなり耳をアマガミされて、「二人で抜けよっか?」と言われた。 また、飲んでる酒を一口くれと言ったらいきなり唇を奪われて、「はい、お・く・ち・で」と言われた。 またあるときには、唐突に膝の上に乗られた。それで、いきなりこちらに頭を預けて寝た。 またまたあるときには、唐突に首筋にキスをされた。「マーキング」だとか。 またまたまたあるときには、「バーニングラブ」とか叫ばれて抱きつかれ――そうになって憧が躓いて酒をかけられた。煙草に引火して京太郎の第一甲板は炎上した。 またまたまたまたあるときには、「ね、顔よく見せてよ。可愛い顔をさ……♪」と唇を奪われて、危うく腰砕け寸前にされた。 この間の大学の同窓会では、ソフトタッチで――。 京太郎(……やめた方がいいよな。悪影響にしかならないって、コレ) 京太郎(穏乃とのこと相談してたから、頼りになるとは思うんだけど……これはな) どうしようもない痴女だ。 長らくの付き合いである京太郎だからいいものの……自分以外にやっていたらどうなることか。絶対勘違いされる。 それを想像すると――――、…………なんだかかなり胸糞悪くなるが、まぁいい。 とにかく、痴女に痴女関連の相談は不味い。 京太郎(……あれ?) 京太郎(というか、俺の回りって……) 鶴田姫子――――それは、紛れもなく、痴女さ。 国広一――――ファッション痴女(文字通り)。 新子憧――――悪女系痴女。 荒川憩――――本人はそんなことないが、無意識の言動が痴女。 小瀬川白望――――悪女系痴女その2。「正直排卵する」ってなんだ一体。 高鴨穏乃――――流石にジャージ生パンは不味いと思うの。ワイシャツ生パンやったけど。 京太郎(やだ、痴女多すぎ……!?) 驚きの痴女率。 穏乃はただ、羞恥心がなかっただけだが……なんだこれは。なんだこれは。 痴女と痴女と痴女が被ってしまったな、うーん。 忘れてたけど、大星淡も痴女と言える。ベッド見たら裸の女が枕抱えて寝てるとか笑えない。 ベジータじゃなくても笑わない。 ……ちなみにお互いベジータ好きということで話は合う。「たった一人の最終決戦」以外の映画は“ない”ということで話は着いた。 ……なんて話はいい。わりとどうでも。 痴女というか、羞恥心ない枠に松実玄も追加。 年頃の女性が、男に対して嬉々としてバストの話振ってくるとかどうなってんだ。世も末か。マッポーか。 一年半以上それってなんなんだ。全く男として意識されてないのか。 京太郎「……別に、痴女を生み出すフェロモンとか出してないよな」 スンスン 照「……京ちゃんの匂いしかしない」 スンスン 京太郎「ですよね、別に変な匂いなんて……」 照「痴女にはならない……ただ、排卵する」 京太郎「なにそれ……………………って、アイエエエエエ!? ナンデ!? テル=サンナンデ!?」 照「京ちゃんの匂いを辿ってきた」 京太郎「アイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ――――!?」 ちじょ は なかま を よんだ。 ちじょB が あらわれた。 「あはっ、手錠にする? 目隠しにする? それともバ・イ・ブ?」 ちじょC が あらわれた。 「ね、京太郎の顔見てると……変な感じに、なっちゃうのよ。……駄目?」 ちじょ D が あらわれた。 「正直排卵した。生むことになるかと思った…………」 ちじょE が あらわれた。 「キングスライムとおねーちゃんのおもちを比べても、揉み心地はおねーちゃんが上だよ!」 ちじょF が あらわれた。 「ボクもいるよ!」 ウォーズマン が あらわれた。 「コーホー」 照「……嘘。こっちから、おかしの匂いがした」 京太郎「匂いって、……警察犬か何かですか?」 照「特技は利きシャンプー」 京太郎「え……? 珍しい特技ですね、ソレ」 照「……本当」 京太郎「俺は何も……」 照「……本当。本当だから、信じて?」 京太郎「いや、誰も疑っては……」 照「……判った。今、実際にやってみて証明するから」 京太郎「会話成り立ってない!?」 いいから、と抑え込まれる。 抑え込まれ――。 抑え込まれ――。 抑え込まれ――。 照「……しゃがんで」 京太郎「……はい?」 照「しゃがんで、京ちゃん」 京太郎「……」 照「届かないから、早く」 京太郎「アッハイ」 照「よしよし」 そのまま、頭を撫で付けられる。まるで大型犬になったように。 ……でも、なんだかどこか懐かしい。 昔こうして、誰かから――――頭を撫でられるかのように。 京太郎「……」 京太郎「……照さん」 照「なに、京ちゃん」 京太郎「あの、その…………証明は?」 照「……………………………………………………」 照「麻雀って楽しいね」 京太郎「脈絡ないっスよ!?」 凄いテンションの差。話題転換の差。 ホテルに読んだ風俗嬢が早乙女博士だったときの流竜馬並みのチェンジ度。 承太郎さんなら、「ついていけないのはこいつの和了のスピードじゃなくて、こいつの思考だぜ」と言うレベルのチェンジ。 キックホッパー並みのチェンジ速度。マスクドフォームがないから、チェンジ音声同時なんだよな。 ちなみに初代仮面ライダー1号は変身中の〇.〇五秒の隙に絶対零度を叩き込まれると変身出来なくなる弱点。 なお、V3の死の弱点は全部明かされてない――――――と、話が逸れた。 照「……?」 これが一位とか信じられない。 ぬぼーっとして、ぼーっとして、ぼけーっとしてるのに。 でも実際、一位である。M.A.R.S.ランキング一位である。 照「……」 照「……私は美しい愛(おかし)に呼ばれただけ」 京太郎「なんです、いきなり」 照「――もう大丈夫。“一位(わたし)”が来た」 照「人類の最高技術『鉄球』を携えた、人類の最高戦力は、京ちゃんの味方」 京太郎「その味方からメダパニダンス喰らってるんスけど」 どうせダンスならメガザルダンスにしてカピバラを甦らせて欲しい――っと、メガザルって使用者がヤバいのか。 ならハッスルダンスにして欲しい。 ……って、憧が二人で乗ったガラガラの終電でポールダンスしたの思い出した。 「ふふ……映画でこういうのあるわよねー」じゃねえよ。孕ませるぞ、バカ。あれは正直エロイ。 京太郎「……あの、で、何をしに」 照「何か、京ちゃんが困ってそうな気配がしたから」 京太郎「まあ、たった今困ってますけどね」 照「なら良かった」 京太郎「……」 京太郎「いや、ほんとに気配だけで、ここを……?」 照「……あと淡に、『今日遊びに行くならどこがいいか』を訊いたよ」 京太郎「なんでそれで俺の行く場所と的中するんだよ!?」 あのバカと思考パターンが同じとか屈辱過ぎる。 なんだろう。呪いか。呪いなのか。 照「……冗談。たまたまだよ(鉄球だけに)」 京太郎「……」 照「たまたまだよ(鉄球だけに)」 京太郎「小声で言ってる“鉄球だけに”は聞こえてます」 照「……むぅ」 なんなんだろうか、この人。 猫を被って普通の笑顔も出来る(当人曰く「いつもそう思ってることを言っただけ」)のに、これは。 余程の面倒臭がりなのだろうか。 まあ、オンとオフの差を付けるというのは一流のアスリートとして大事だと思うが……。 照「京ちゃんが、冷たい」 京太郎「いや……そりゃ、そんな態度で来られたら普通にそんな扱いになるというか」 照「……?」 京太郎「マスコミとかファンとかには、ぐうたらじゃない態度もできますよね?」 京太郎「俺にも、そうしてくれたら違いますけど……」 言った瞬間、宮永照は僅かに瞳孔を開いた。 それから急に、押し黙る。 照「……」 京太郎「……照さん?」 照「……」 京太郎「もしもし?」 照「……京ちゃんの前でだけは、絶対にやらない」 京太郎「え?」 照「そう……決めてる」 なにそれ。 ヒャッハー! 家畜には家畜の扱いで十分だぜー! とか、そんなつもりなのだろうか。 酷い話だ。……なんて時代だ。せめて、愛玩動物並みの扱いをして欲しいと哀願したい。 ……。 「きょ、きょ、きょきょきょ……京太郎が――――、い、い、い、い…………………犬ぅぅぅう…………!?」とか、 「お、お、お、おにーさんの犬に……!?」とか変な声が聞こえた気がするけど気のせいだろう。 共学化した女子校に通った覚えはない。 ……女子校の文化祭に顔を出したことはあるが。(園城寺怜に連れられて) イケメンと言われたのは素直に嬉しいが、やっぱり誰もプロと思ってくれなかったのは悲しい。 ……別にいじけてないもん。 京太郎「……はあ、まあ、いいですけど」 照「……」 京太郎「照さん?」 照「京ちゃんがそんなにして欲しいなら、してあげる」 京太郎「は? いや、あの、別にそこまでは……」 照「いえ、別に構いませんよ。番組でお世話になっている須賀プロの頼みなら、よろこんで」 京太郎「――」 照「どうしたんですか、須賀プロ? 体調でも悪いんですか? 体には気をつけなきゃいけませんよ?」 京太郎「――」 おおう。 京太郎「……ごめんなさい」 照「どうしたの、須賀プロ? いきなり謝ったりして……」 京太郎「俺が悪かったです」 照「嫌だな。別に、須賀プロは何も悪いことなんてしてませんよ?」 京太郎「あの、なんていうか本当にすみません……あの」 照「謝る必要なんかないのに。だって、私が迷惑かけてるのは本当だよね」 京太郎「いや、その……頼みますから、あの」 照「どうしたんですか、須賀プロ」 ……何かは判らないにしても、とにかく盛大に地雷を踏んだというのは確かだ。 確かにしばしば彼女のだらけきった態度には辟易していたが――これは、その、なんていうか違和感しかない。 落ち着かないのである。 照「私がどうかしたのかな?」 ……確かに、この行動に腹いせや意趣返しという意味は多分に含まれているだろう。 それについて、何も思わない訳ではないが――――それ以上に、ショックが大きい。 やはり何だかんだ、須賀京太郎もあんな宮永照の態度を心地いい――とは思わずとも、それが平常と思っているのだ。 ……多分。 彼女もそんな関係を気に入っていたからこそ、ここまで露骨な変化をしたのだろう。 そう思うと、軽はずみであったと思う。 彼女の妹である宮永咲のように、軽口を叩いても受け入れられるほど打ち解けてはないという訳だ――――或いはその逆かも知れないが。 京太郎「やっぱり、いつもの照さんがいいです」 照「どういう意味か説明してくれないかな、須賀プロ?」 京太郎「その――――、いつもの照さんが好きです!」 照「排卵した」 京太郎「――――切り替えはえーな、オイ!?」 なんなの、これは。 全盛期のクリスティアーノ・ロナウド以上の切り返しなんだけど。 全力でクライフターンどころか、「喰らえ負担」なんだけど。 全力フェイントの所為でアンクルブレイクじゃなくて、アングルがブレイクなんだけど。カメラさん混乱してんだけど。 照「京ちゃんにはいつもの私のありがたさを知って欲しかった」 京太郎「それは判りましたけど……、排卵は関係ないですよね? まさかいつも排卵してるんですか?」 照「……」 照「京ちゃんに押し倒されたらいつでも排卵するよ?」 京太郎「いつもの照さん、痴女キャラじゃないでしょ!?」 なんだろう。 やっぱり、痴女を量産するフェロモンでも出てるのか。そうなのか。 自分では判らないが、変な体質に目覚めたのか。 …………人類の平和の為に死ぬべきなのかも知れない。 照「……シャンプー当てついでに、確かめてあげる」 京太郎「いや、ちょ、照さん!?」 照「匂いだけで妊娠したら責任とってね、京ちゃんが」 京太郎「キリストもビックリですよ!?」 処女懐胎の真実ってそうだったのか……たまげたなぁ。 どうでもいいけど……。 よく考えたらアレ、人間としての夫のヨセフさんからしてみたら完全にNTRでしかないんだけど、四文字マジ邪悪すぎるだろ。 やっぱり宗教って酷いわ。 あと……本当の本当にどうでもいいけど、携帯の予測変換で「処女解体」とか「処女買いたい」とか「処女飼いたい」とかが、「処女懐胎」より前でした。 どうしようもない畜生な携帯だ。 スマートフォン畜生形態って書くと、なんか仮面ライダー555っぽいよね。(スマートブレインや激情態的な意味で) 閑話使徒再生。 京太郎「……っ」 京太郎「照さん」 照「なに、京ちゃん」 京太郎「……手、熱いんですけど。ひょっとして熱あります?」 照「……」 照「……恋の病?」 京太郎「いや、真面目に……」 照「……」 京太郎「そういえば今日は、一人で何をしに?」 照「……あ」 照「寒くて、汗が出て、視界がぼーっとするから……服とタオルと眼鏡を買いに来た」 京太郎「それは風邪です」 ……で。 京太郎「失礼します」 照「……は、恥ずかしいな」 京太郎「……いや、排卵発言の方が恥ずかしいっスよ」 ところ変わって、宮永照のマンション。 それなりに……まぁ、散らかっては居ない。実に意外だけど。 あの場に残ろうとする照を引き摺り、ここまで来た。 淡から訊いたとか偶々偶然だとか何とか言ってたが――――そもそも、あの妹にしてこの姉アリの宮永照だ。 仮に京太郎を目的としても、このある種の方向音痴の女性が簡単に辿り着く自体が異常なのだ。 咲は道を見失うが、照は目的を見失う。 咲は純粋に思い込みと早とちりで訳が判らない方向に進み、照は思い付きと寄り道と目移りで明後日の方向に向かう。 宇宙刑事もビックリ。 光の速さでも一足先に明日にしかいけないのに、まさか明後日とは。 京太郎「……よし」 照「?」 京太郎「弘世先輩と、大星と、誠子さんに連絡しました」 京太郎「マネージャーの渋谷さんも連れてきてくれるみたいなんで……大人しく、寝てて下さい」 正直、弘世菫か又野誠子のどちらかでいい気がしなくもない。 ただ、一人で看病というのは大変だし……菫と誠子と尭深だけ呼んだことを、大星淡が後々知ったら「何故呼ばなかった」と煩いだろう。 あんなのでもきっと、宮永照の癒しにはなる…………と思う。きっと。 意外に、なついている相手には甲斐甲斐しく世話をしそうだし、真面目勢だと却って不便かもしれなかった。 ……結局は。 弘世菫の、「……独りぼっちは寂しいからな。ちゃんと、私は誘ってやるよ」の鶴の一声だったが。 そういう問題なんだろうか。…………まぁ、いいか。 京太郎「じゃ、俺はこれで……」 照「えっ」 京太郎「いや、女性の部屋に俺が居ても…………着替えとか手伝えませんし」 いや、大学時代憧のは手伝った覚えがある。 憧が風邪引いたのに、誰も捕まらない日だった。 京太郎「皆、すぐ来るって言ってますから……大丈夫ですよ」 照「……」 京太郎「あ、飲み物はここにあるんで……」 照「……一緒にいて」 京太郎「大丈夫ですよ、本当にすぐ皆来るって言ってるんで……」 照「……やだ」 京太郎「やだ、って……言われても俺が居たら着替えできないし」 照「……」 照「……だって」 京太郎「え?」 照「だって京ちゃん、『大きくなったら俺が照おねーちゃんを守ってやる』って言ったのに」 京太郎「は?」 照「だから、おねーちゃん……京ちゃんの前だと力抜いてるのに……」 照「京ちゃん、今日意地悪なこと言った」 京太郎「……あの、なにかと勘違いを」 照「……」 照「……京ちゃん」 京太郎「あの……」 照「……」 照「……判った。もういい」 京太郎「まぁ――」 京太郎「――判りました。とりあえず、そこまで熱があるなんて……心配だから、一緒に居ますよ」 照「……」 京太郎「……こんなになるまで、我慢するなんて」 京太郎「……」 京太郎「無茶しないで下さいよ、照さん。いくらチャンピオンだから……って」 照「……」 京太郎「まぁ、頼りないかもしれないっスけど……俺が傍にいますから」 ――――泣かないでくれよ、照ねーちゃん。別にちょっと擦りむいただけだって……。 ――――いや、だってさ……。 ――――……うん。 ――――大丈夫だよ、照ねーちゃん。 ――――俺、麻雀とかそんなのでねーちゃんのこと“さべつ”しない。 ――――俺にとって、照ねーちゃんは照ねーちゃんだからさ。 ――――だから、頼りないかも知れないけど……今日みたいに何もできねーかも知んないけど。 ――――ねーちゃんのこと苛める奴がいたら、俺が助けにくるから。 ――――だから、泣かないで。照ねーちゃん。 照「……ふふ」 京太郎「え……ど、どうしました?」 京太郎「えっと、辛いっスか? どっか、痛かったり……」 照「京ちゃんは、やっぱり京ちゃん……」 京太郎「……は、はぁ」 このあと、立ち上がろうとしてよろけた宮永照に押し倒され、たまたまそこに白糸台ズが来た。 ……全員呼んでおいて良かった。 多分コレ、誰か一人でも欠けたら盛大な勘違いをされただろう――――って、ああ、弘世菫には前科あるんだった。 あのときは、まぁ……ヤバかった。危うく憧と、アリもしない仲を勘繰られるとこだったのである。 ……うん。 憧『もしもし、京太郎? どうしたの?』 京太郎「あのさ、憧」 憧『なーにー?』 京太郎「風邪を伝染されてないのに……超頭痛くて、超腕痛くて、超背中痛いのってなんなんだろうな」 憧『……筋トレのし過ぎじゃないの?』 憧『……』 憧『……お見舞い行ってあげようか? そっちに用事あるし――』 京太郎「え、お見合いの用事?」 憧『だ、誰もあんたとお見合いしてから結婚して一杯子供作りたいなんて言ってないわよっ!』 京太郎「アッハイ」 スゲーなあの風邪。 電話越しでも伝染るらしい。……いや風邪引いてないけど。 ……うん、勘違いは避けられた。 意味もなく胸ぐら掴まれたり発勁喰らったり釣られたり射られたり腐らされたりはしなかった。 ただし―― 京太郎「あのさ、憧」 憧『……オホン。で、なに?』 京太郎「五人ほどが熱出て倒れたときって、どうすればいいんだ?」 憧『…………………………………………………………………………………………は?』 小ネタ【ゴムの日を後ろに外すとこどもの日になるって作為的だよね】 ――了。
https://w.atwiki.jp/actors/pages/4999.html
ケン・ダヴィティアンをお気に入りに追加 ケン・ダヴィティアンのリンク #blogsearch2 ケン・ダヴィティアンとは ケン・ダヴィティアンの70%はカテキンで出来ています。ケン・ダヴィティアンの25%は雪の結晶で出来ています。ケン・ダヴィティアンの5%は宇宙の意思で出来ています。 ケン・ダヴィティアン@ウィキペディア ケン・ダヴィティアン ケン・ダヴィティアンの報道 gnewプラグインエラー「ケン・ダヴィティアン」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 ケン・ダヴィティアンのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ケン・ダヴィティアンの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ケン・ダヴィティアン このページについて このページはケン・ダヴィティアンのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるケン・ダヴィティアンに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/9956.html
関連スレ 思春期の恋に嫉妬したから洗脳死亡させて絶望させてやる 29 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/11/03(月) 20 31 04.61 ID roF1SOqf0 前スレ495で報告して「追放した」と言われた某困について。 私の一件でも追放してなかったのに何やらかしたのか気になって聞いてみた。 それ以来、何かが目覚めてしまった様子で、吟遊シナリオで、さらにNTR趣味に目覚めた模様。 「ぼくのかんがえたさいきょうのきゃらくたー」がPCと敵対し、ひたすら「とてもすばらしいりそう」を語り、それに賛同しないPCたちは例えどんな立場であっても悪にされていくみたいなシナリオ。 ダブルクロスだとUGNに所属してようがFH所属だろうがゼノスだろうが関係なく、新たな勢力としてNPCが独自に擁立した勢力こそが真の正義みたいなノリ。 そして、公式NPCやシナリオNPC、さらに言うとPCたちの設定の中にあるPCオリジナルのNPC勢は彼の思想こそが至高であると言わんばかりに早々にPCたちを裏切り、それが女性であった場合は「素敵! 抱いて!」なノリで即堕ち。 そんなシナリオを連発するものだから人も寄り付かなくなり、最終的に「自分の素晴らしいマスタリングを理解できないお前らが困だ!!」とムギャオった所、はいはいワロスなノリで放逐された模様。 彼の捨て台詞は「俺がいなくなったら後悔するぞ!!」は語り草となっている模様。そんな早すぎた「あの困は今」をお送りしました。 30 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/11/03(月) 20 52 25.77 ID GFur/gZ70 [2/3] そんな性癖を公開したかったらTRPGでなくて薄い本でも書いてろとおもうが、そんな技能はなかったんだろうな。 31 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/11/03(月) 21 02 50.73 ID rq4xbaV+O [4/5] 乙 とりあえずGM禁止令出したり、オマイのシナリオはつまらんのダメ出ししてから追放推奨 ぶっちゃけそいつは追放されるに十分な理由あるとは思うが、最近最後は追放が当たり前化してるなぁ 32 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/11/03(月) 21 31 14.14 ID NAd5z/aC0 最終判断として報告者ノータッチの事例だししょうがないかと 結局更生しない奴は叩き出すしかないし スレ401
https://w.atwiki.jp/sweetberry/pages/8.html
忘れないための記録。とりあえず。最近読んだもの・見たもの。 文庫 ダ・ヴィンチ・コード (上・下) ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳) 生協の白石さん 講談社 白石昌則 /東京農工大学の学生の皆さん (著) キッチン 角川文庫 吉本ばなな (著) ばかみたい。 博士の愛した数式 新潮文庫 小川 洋子 (著) 白夜行 集英社文庫 東野 圭吾 (著) 星々の舟 レイクサイド 東京タワー 天使と悪魔 デセプション・ポイント ハリーポッター 愛と死をみつめて ノルウェイの森 漫画 Death note ジャンプ・コミックス 大場 つぐみ, 小畑 健 映画 ★=試写会 ☆=映画館 2005 カンフーハッスル☆with Ann ハリーポッターとアズカバンの囚人☆with Kajirina 電車男☆with harukao シンデレラマン★with S マダガスカル 旅するジーンズと16歳の夏 トラベリング・パンツ チャーリーとチョコレート工場☆with Y NANA☆with kaori Sin City★with S 私の頭の中の消しゴム☆with S,haru ハリーポッターと炎のゴブレット☆with harukao Mr. Mrs. Smith☆with S,haru 2006 レジェンド・オブ・ゾロ★with S フライトプラン☆with N ニュースの天才 プリティ・プリンセス~ロイヤルウエディング~ オーシャンズ12 きみに読む物語 ザ・インタープリター サイン 南極物語★with haru アイス・プリンセス デュエリスト ナルニア王国物語 第1章ライオンと魔女☆with Ann プロデューサーズ★with mama ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 海猿 ダヴィンチ・コード☆ Death Note☆with K Y パイレーツ・オブ・カリビアン☆with H K LOST(1-12) in her shoes めぐりあう時間たち オースティンパワーズ マスク 手紙 DEATH NOTE プラダを着た悪魔 2007 マリーアントワネット
https://w.atwiki.jp/neetsharank/
順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 COLT? 167 (10%) 2 マシモ? 139 (8%) 3 レオナルド・ダヴィンチ 137 (8%) 4 鳥山明 119 (7%) 5 荒木飛呂彦? 117 (7%) 6 小畑健 116 (7%) 7 大友克洋 114 (7%) 8 井上雄彦 111 (7%) 9 岸本斉史 111 (7%) 10 吉成曜 110 (7%) 11 宮崎駿 110 (7%) 12 そとなみ 87 (5%) 13 ゴアちゃん? 35 (2%) 14 うんこぶりぶりロガネーテ 33 (2%) 15 宮崎樹? 32 (2%) 16 パンダラー 30 (2%) 17 vvooss 21 (1%) 18 つくすん 11 (1%) 19 TAKA? 10 (1%) 20 空想蟲? 9 (1%) 21 くにをくん 9 (1%) 22 糞虫? 8 (0%) 23 bookman 5 (0%) 24 俺 5 (0%) 25 浅見ヒッポ 5 (0%) 26 エナガ 4 (0%) 27 TMR 3 (0%) 28 くろやぎ 3 (0%) 29 クロサワ 3 (0%) 30 石 3 (0%) 31 QRP 2 (0%) 32 TAKA(20年後) 2 (0%) 33 おくやま 2 (0%) 34 こあら 2 (0%) 35 自分の名前に頑張って投票してるキミ! 2 (0%) 36 かわいそうなくらい暇なんだなこれ作った奴 1 (0%) 37 アル・アジフ 1 (0%) 38 ナイフ大先生 1 (0%) 39 岸本聖史 1 (0%) 40 田中フェファイステ 1 (0%) 41 薩摩藷 1 (0%) その他 投票総数 1683